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キッツビュールKitzbuhelはチロル州の東側、インスブルグから鉄道で1時間10分位のところに有ります。
スキーリゾート地として有名で冬季になると世界中からスキーヤーがこの町にやって来ます。
有名な「ハーネンカム滑降レース」のあるコースはこの町にあります。トニー・ザイラーが生まれた町としても有名です。

夏季には、ゴンドラリフトを利用して山に登れば、沢山のハイキングコースがあります。
高山植物を見ながらのんびりとしたハイキングをしたい方には絶好のコースです。
「皇帝山脈」と言う意味のカイザーゲビルゲKaiser Gebirgeの荒々しい山容を見ながら、高山植物が咲き乱れる穏やかな高原をハイキングしていると、時間の経つのも忘れてしまいます。

キッツビューラー・ホルンKitzbuheler Horn(1996m)へは、キッツビュールの鉄道駅から南に線路沿いに歩き、最初の踏切りを西方向に5分位歩いたところにあるキッツビューラー・ホルンバーンを利用して登ります。
ロープウエーとゴンドラリフトを利用して山頂駅に向かいます。山頂駅より歩いて10分程度でテレビ塔の立つ山頂に立ちます。山頂からの景観は素晴らしく、360度見通せます。
谷を隔てて北側には、ヴィルダー・カイザーWilder Kaiserが屏風のように立ちはだかって見えます。
反対の南側遠くキッツビューラー・アルプ越しにホーエ・タウエルンHohe Tauern山群が見えます。
天気が良いとオーストリア・アルプスの最高峰グロースグロックナーGrosglockner(3798m)も見えます。
今回の、のんびりハイキングは、キッツビューラー・ホルン(1996m)の山頂よりビヒルアルプBichlaim(1600m)への、高原歩きです。帰りはビヒルアルプBichlaim(1600m)からリフトで麓のビヒルンの村へ降ります。そこからバスでキッツビュール駅へ戻ります。歩くと30分位かかります。
キッツビューラー・ホルンへは、観光客が多く来ますが、平日だったからでしょうか、ハイキングする人は少なく、この日は、広大なアルプの花畑で数組のハイカーに出会った位でした。

ハイキングコースは、なだらかな草原で、沢山の高山植物が高原一杯に咲いており、「花の絨毯」の言葉どおりです。高原一面が花の色(黄色)で塗りつぶされています。遠くに、ホーエ・タウエルンHohe Tauernの白い高峰が遠望出来、のんびりとしたハイキングとなりました。
私達は、余りにも綺麗な景色のため、あちこちで道草をしてしまいました。最後は走る様にビヒルアルプの斜面を登って最終5時のリフトに飛び乗りました。リフトの後ろを振り返ると私たちが最後で誰も乗っていません。
乗り遅れると標高1600mの頂上から800mのキッツビュールまで歩く事となるので、最終リフトに乗れてほっとしました。

<注意>
  ハイキングの終点Bichlalm ビヒルアルム⇒Bichln へのロープウエイは、現在運行していない様です。

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