ツェルマット〜リッフェルアルプ

1865年7月ウインパーは、マッターホルン東壁から登攀の機会をうかがっていましたが、F・ジョルダーノを中心としたイタリア隊がイタリアのトゥールナンシュ谷のガイド達を先導役に南西稜からマッターホルンをアタックすると言う情報が入りました。 そのガイド頭は、トゥールナンシュ村(イタリア)のジャン・アントワーヌ・カレルで、マッターホルン南西稜からの登頂を目指す多くの登山家の中で、その技術力、精神力からして最も頂上に近い場所にいると思われている最高実力者です。