サース・フェーでミッテル アラリン行きのアルピーン・エクスプレスのロープウエーに乗りフェルスキン(Felskinn)駅を降ります。
ミッテル アラリンへは、ここより地下ケーブルに乗り換えますが、ブリタニアヒュッテはここより、歩いて行きます。
フェルスキン(Felskinn2991m)からブリタニア ヒュッテ(3030m)へのルートは、氷河歩行となります、
実際には氷河の上に雪が厚く積もっているので、全体的に難しいコースではありません。
途中雪上斜面を横切るべきか、遠回りになりますが斜面を避け、一段低い岩場(足を踏み外すと解けた水溜まりに入り込む)を選びながら進むべきか、迷ってしまいます。私達は、直線距離で短い斜面を選び渡って行く事にしました。
後ろについて来た家族は、斜面が滑りそうで、危ないと感じた様で引き換えしてしまいました。
フェルスキン(Felskinn)とブリタニアヒュッテの高度差は、殆どなく途中アップ、ダウンがあるものの、ほぼ平坦です(但しブリタニアヒュッテ近くは急な登りです)。どちらかというと足元が不安定で歩きにくいため、標高差の割りに労力を要します。
ブリタニアヒュッテの側にヤギが放たれております。ヤギは高度でも適応出来る生き物のようです。
ブリタニアヒュッテからの眺望は、一面銀世界です。
ブリタニアヒュッテからリムフィッシュホルンRimpfischhorn(4198m)、シュトラールホルンStrahlhorn4190m、Fluchthorn3759mが見えます。
何人かのクライマーがアラリンホルンから降りて来ました。このルートはHaute
Routeと言ってアラリンホルンへの伝統的なルートです。
静寂なブリタニアヒュッテでの眺望を楽しんだら下山です。
北に見えるエッギナーEgginer3367mに向かって氷河を下るルートと来た道を帰るルートが有ります。
ブリタニアヒュッテから2時間でプラッティエンノケーブルカー駅につき、サース・フェーへ降ります。