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ピラトラスへは、ルツェルンよりバス路線1番のObmau行きのバスに乗ります。
Linde Pilatusバス停で降り、5分位坂道を登るとロープウエーのKRIENS Stationに到着です。
ロープウエーに乗り、途中駅FRAKMUNTEGGで大型のロープウエーに乗り換えピラトラスPilatus
Kulm2132mへ向かいます。
ピラトラスPilatus Kulm頂上付近は、岩肌がむき出した荒涼とした山容です。
昔からこの山にはキリストの処刑を宣告したローマ総督の亡霊がさまよっていたとの伝説があり、中世までは何か怪しい雰囲気の山として恐れられていましたが、現在では、頂上付近には近代的な立派なホテルも有
り。観光客で賑わっています。
頂上にはピークが2箇所あります。一つはロープウエー駅の直ぐ側から10分位で登れるエーゼル峰Esel2448m。もう一つはHotel Pilatus
Kulmの横を通って35分くらいで行けるトムリスホルンTomlishorn2432mがあります。
手軽なところでは、Hotel Pilatus Kulmから10分位で登れるOberhaupt2406mがあります。
頂上からはフィアヴァルトシュテッター湖(ルツェルン湖)が眼下に見えます。また南方向に白銀のベルナーオーバラントの山々が見えます。
帰りは、登山電車でアルプナハシュタットAlpnachstadへ降ります。
登山電車は、1889年開通の世界一急勾配の鉄道として有名です。ピラトラスPilatus
KulmとアルプナハシュタットAlpnachstadの所要時間は登りが30分、下りは40分かかります。
急傾斜を走るため車内は階段状になっており、車窓も階段状に造られています。電車の最先頭か、最後尾に乗ると車窓の景色から、いかに急坂を走っているかが実感できます。
景色を楽しむためには、下りは進行右側、登りは進行左側の窓側が良いです。
登山鉄道の終着は、アルプナハシュタットです。
アルプナハシュタットはAlpnacher seeに面する村で、ルツェルンとベルン、インターラーケン方面とを結ぶ鉄道が通っています。
ルツェルンへは、鉄道で20分、船で1時間くらいです。
観光船から見るルツェルンの景色も又別の趣があります。時間があれば、船旅も楽しいものです。
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