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トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード (TRE CIME DI LAVAREDO)
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    5秒後に画像が変わります。   
東ドロミテで人気のあるトレ・チーメ・ディ・ラボレードの山を一周するトレッキングコースです。
トレ・チーメ・ディ・ラボレードは,コルティナ・ダンペッオの北東に位置する山塊です。

コルティナ・ダンペッオよりトレ・チーメ行きのバスが出ています。
朝8時半頃のバスを利用するとミズリー湖経由でトレ・チーメへは、9時半頃には到着します。

バス停車場直ぐ傍に、山小屋(アウロンツォ・ヒュッテ Rif auronzo 2320m)が有ります。
その直ぐ後ろが、トレ・チーメの山塊です。アウロンツォ・ヒュッテからは、写真で見かける様な三つに分離さた煙突状の山容ではありません。
三つの、煙突状の山容を見るには、1時間位歩いて、トレ・チーメの尾根直下迄行く必要があります。
尾根直下迄は、アウロンツォ・ヒュッテから平坦なハイキング・ルートで、観光客が手軽に尖塔のそばまで行く事が出来ます。

山小屋を出発すると、トレ・チーメ・ディ・ラボレードの断崖直下を、トレ・チーメに沿うように歩きます。
広い登山道を歩いて行くと、右手草付きの穏やかな傾斜地にラバレド小屋(Rifugio Lavaredo)が見えます。

移動するにつれトレ・チーメの山容はどんどん変わって行きます。

ラバレド小屋(Rifugio Lavaredo)を通り過ぎ、傾斜のある斜面を登るとラヴァレード峠(鞍部)に到着です。この尾根から、初めて三つに分離したトレ・チーメのピークを、至近距離で斜め北面から眺めることができます。手前からCima Piccola2857m 真中がCima Grande2999m 一番奥がCima Ovest2973mです。
沢山の人が、、トレ・チーメをバックに記念撮影をしています。
500m位の石柱が3本そそり立つています。圧倒的な迫力です。
北側方向に目をやると、トレッキングルートが北方向に伸びています。その奥に、ロカッテり小屋Rifugio Locatelli(ドライ・チンネン・ヒュッテDreiZinnenHutte)が見えます。

ロカッテり小屋の山小屋を目指し出発です。
ここから、ロカッテり小屋の山小屋に行くルートが二派に分かれます。
山の中腹を通るコースと、その下段にある一般道を通るコースです。
山の中腹を通るコースは、アップダウンは少ないのですが、道幅は狭く斜面のザレ場を一列で歩いて行く事となります。ザレ場に慣れている方、向きのコースです。
一方下段にある山道を通るコースは、道幅は広く、歩きやすいのですが、アップダウンが少し有ります。最後の登りは、短い距離ですが急な登りとなります。
一般の方は下段のルートがお勧めです。
二つのルートはロカッテり小屋で合流します。

ロカッテり小屋に到着すると北側、目前にトレ・チーメの三つの巨大な柱が広がって見えます。
左から、ピッコラ(Piccola)、グランデ(Grande)、オッチデンターレ(Occidentale)が丁度良い角度で見られます。
西側方向は、谷を隔てて、遠くの山々に囲まれた雄大な景色が続いています。
大半のトレッカーがここで昼食を取り引き返していきます。

トレ・チーメ・ディ・ラボレードの景色を心行くまで眺めたら出発です。
トレ・チーメ・ディ・ラボレードを中心に、時計と逆の周り方のトレッキングルート(ルート105)に入ります。
今来たルートを少し戻った所で、右方向に、草付き斜面のある谷方向に下って行きます。方角としては、南西方向に向かいます。

移動して行くにつれ、トレ・チーメ・ディ・ラボレードの山容が変わって来ます。 しばらくすると少し角度のある長い登りとなります。谷に降りた分、登る事になってしまいます。一定のリズムで登りましょう。
この登りを過ぎると後は快適なトレールです。
登り切ってしばらくすると建物が有ります。近くに3個の池が有り、ここで休憩している人もいます。

池を過ぎると、トレ・チーメ・ディ・ラボレードの尾根を横切る形で、ルートは左折れし、南東方向に進みます。トレ・チーメの側面を過ぎると、出発点のバス停のある山小屋(リフージョ・アウロンツオ)迄は、もうすぐです。私達は、午後2時に到着しました。 所要時間は、食事時間を含めて4時間位のトレッキングです。

帰りのバス便は、多く有りません。下山時刻の為なのでしょう、バスを待つ人達が行列をしています。一台目は乗れず、次のミズリー湖行きのバス(3時頃出発)に乗り、ミズリー湖乗換でコルティナ・ダンペッツオに帰る事にしました。
おかげで、少しミズリー湖の散策が出来ました。
尚、ミズリー湖からコルティナ・ダンペッツオ行きのバスは、降りた停留所とは少し離れた別の場所から発車しました。
コルティナ・ダンペッツオ行きは、お土産屋の直ぐ前が発車場でした。要注意です。


本日のトレッキングは、歩くにつれ、変化する巨大な石柱トレ・チーメを常に左手に見ながらの贅沢な山行となりました。
ルートも、それ程厳しいところはなく、天候に恵まれ、ルンルンのトレッキングでした。ドロミテに来たら一度は是非、訪れたいトレッキングルートです。
 
 画像クリック→拡大 


バス停車場直ぐ傍の、山小屋(アウロンツォ・ヒュッテ)より南の眺望.

ピークの山は LE CIANPEDELE2346m


山小屋(アウロンツォ・ヒュッテ)より見た、トレ・チーメ・ディ・ラボレード。良く写真で見かける様な三つに分離さた煙突状の山容ではありません。




出発点の山小屋(アウロンツォ・ヒュッテ)
左の写真はこの写真の延長線の景色。


LE CIANPEDELE2346mを望遠にて切り取る。

アウロンツォ・ヒュッテを出発しラバレド小屋へ向かう途中、南側の景色。


トレ・チーメの尾根


移動するにつれ山容を変えて行くトレ・チーメ。


ラバレド小屋(Rifugio Lavaredo)が見えます。


トレ・チーメ・ディ・ラボレード


ラバレド小屋(Rifugio Lavaredo)。
ラバレド小屋(Rifugio Lavaredo)を通り過ぎ、傾斜のある斜面を登るとラヴァレード峠(鞍部)に到着です


ラヴァレード峠(鞍部)から見た、トレ・チーメ・ディ・ラボレード。


手前からCima Piccola2857m 真中がCima Grande2999m 一番奥がCima Ovest2973m。


ロカッテり小屋を目指します。


トレ・チーメの尾根沿いの山。
右の写真に風景が続きます。
上段のルートと下段のルートが見えます。


トレ・チーメ・ディ・ラボレード


ロカッテリ小屋A.Locatelli
(ドライチンネヒュッテDureizinnenhutte)


上段ルート山腹をトレッカーが通っているのが分かります。


谷に降りてゆきます。


先程、ロカッテり小屋より降りてきた谷。

結構な高低差。


谷をどんどん降りてゆきます。ロカッテリ小屋は、はるか右上部です。


長い登りです。


登り道より見た谷方向


長い登りのルートが良く分かります。ロカッテり小屋は左上部斜面の画面が切れる所位。


長い坂を登ると比較的平坦な山道です。


トレ・チーメ・ディ・ラボレード。
ずいぶん山容が変わりました。


北方向の山


登り切ってしばらくすると建物が有ります。近くに3個の池が有り、ここで休憩している人もいます。



トレ・チーメを眺めるトレッカー


東側の眺望。2段ルートの有った方向


トレ・チーメの北西部から見た山容。


トレ・チーメの尾根を横切る箇所迄来ました


出発点のリフージョ・アウロンツオ Rif aronzo 2320m)迄は、もうすぐです


山小屋(アウロンツォ・ヒュッテ)駐車場


山小屋(アウロンツォ・ヒュッテ)からミズリー湖を望む(望遠で撮影)


山小屋(アウロンツォ・ヒュッテ)



ミズリー湖





ミズリー湖


ロカッテリ小屋 A.Locatelliから南方向を望む


ラヴァレード峠(鞍部)から見た、北西、谷方向


トレ・チーメ・ディ・ラボレード


山小屋(アウロンツォ・ヒュッテ)より南の眺望
ピークの山は LE CIANPEDELE2346m


山小屋(アウロンツォ・ヒュッテ)からミズリー湖を望む
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